2025年10月アップデート　〜HPE GreenLake (HPE Aruba Network Central) の SAML2.0 SSO を新たにサポート〜

HPE GreenLake (HPE Aruba Network Central) の SAML2.0 SSO を新たにサポート

2025 年 10 月、ペンティオは、Hewlett Packard Enterprise Co.が提供する HPE GreenLake と OneLogin の SAML 連携について、シングルサインオン（SSO）の動作検証を完了し、カタログコネクタとして正式提供を開始しました。

HPE GreenLake は、オンプレミス環境をクラウドのように柔軟に利用できるハイブリッドクラウド型のサービス群です。その中の「HPE Aruba Network Central」は、無線・有線・WAN をクラウドで一元管理し、AI によるネットワークの最適を実現します。

OneLogin と HPE GreenLake を SAML 連携することで、セキュリティと利便性が向上し、HPE GreenLake 上のオンプレミス環境に安全かつスムーズにアクセスできるようになります。さらに、JIT プロビジョニングにより、OneLogin 上のユーザー属性に基づいて HPE GreenLake 内の権限を自動的に割り当てることが可能です。

HPE GreenLake のワークスペース形態ごと、OneLogin との SSO 連携設定手順を公開しております。HPE GreenLake をご利用のお客様は、ぜひご覧ください。

HPE GreenLake（Aruba Central）- SAML認証

（標準エンタープライズワークスペース）

HPE GreenLake（Aruba Central）- SAML認証

（拡張IAMを使用する標準エンタープライズワークスペース）

HPE GreenLake（Aruba Central）- SAML認証

（組織ワークスペース）

プロビジョニング機能の活用で Microsoft 365 の ID 管理を効率化

2025 年 10 月、ペンティオは、OneLogin と Microsoft 365 のシングルサインオン連携設定手順書（PowerShell 版）を Microsoft Graph 対応版に更新いたしました。

この更新は、Microsoft 社による API 移行に対応したものです。同社は 2025 年 4 月上旬頃、旧 API「MS Online PowerShell」の提供を終了し、ユーザー管理操作を新 API「Microsoft Graph PowerShell」へ移行しました。一方で、PowerShell による Microsoft アカウント管理は、担当者のスキル依存や退職者アカウントの削除漏れといった運用リスクを伴う可能性があります。

そこで弊社ではOneLogin による Microsoft 365 ユーザープロビジョニングの導入を推奨しております。入社時のアカウント作成、異動に伴うライセンスの付与・解除、退職時のアカウント削除などをリアルタイムかつ自動で実行でき、操作履歴も OneLogin 上で一元的に記録・可視化されます。

弊社では、OneLogin と Microsoft 365 の WS-Federation 認証及びユーザープロビジョニングを組み合わせた設定手順書を公開しております。PowerShell 運用に課題を感じている方、旧モジュールからの移行に不安をお持ちの方、または新規導入をご検討中の方は、ぜひご一読ください。

Microsoft 365 - WS-Federation認証×ユーザープロビジョニング

Microsoft 365 - WS-Federation認証×Windows PowerShell